
今日のテーマは、書く習慣をつけよう!伝わる文章の書き方とは?です。
あなたは文章を書くことは好きですか?それとも苦手ですか?
料理教室の先生は総じて器用な方が多いのですが、これには2つの意味があります。
もちろん手先が器用という面と、もうひとつは自分自身を表現するのが器用という意味なのです。
手先が器用というのは分かりやすいと思いますが、では自分を表現するのが器用とはどういうことなのでしょうか?
今回は、自分を表現するために必要な伝わる文章の書き方についての気づきをいくつかシェアさせていただきましょう!
■書く習慣を身につけよう!
料理教室の先生という立場では、生徒さんに対しての役に立つ情報を提供していかなければなりません。
教える料理やお菓子についてのレシピやその生い立ちや歴史、他の料理との応用だとか、実際に今日からでも生徒さんが自分で実践できるお役立ち情報のことです。
では、あなたにとって、これらの知識が最も身につく勉強法は何だと思いますか?
・毎日コツコツと繰りかえし学習する。
・文字だけでなく、ビデオを視て学習する。
このように、いろいろな勉強法がありますね。
やり方は、それぞれ自分にあったやり方があると思いますが、大切なことはインプットしたことをアウトプットすることです。このバランスを上手にとることで、あなた自身の身につくことになるのです。
では、アウトプットとは何でしょうか?
自分の中にとりこんだ知識や経験を、自分のコトバで表現すること。
話したり、書いたりして相手に伝えること、なのです。
これは、人に学んだことを伝えようとすると、必然的に学んだことを復習し、整理します。
この人に伝えるという行為によって、あなたがもう一度学んだことを整理して復習できるのです。
たとえば、学生時代、試験前に友だち同士で問題を出しあって勉強した経験はありませんか?
試験の前に話していたところがそのまま試験に出て、思わずラッキー!って経験が誰にでも一度はあるはずですが、まさにこのことがアウトプットなんですね。
さて、ママ・ティーチャーであるあなたは自分を発信するために文章を書くのですが、これって実は自分のためにもなっているのです。
もちろん、生徒さんのために役に立つ情報を発信することが本来の目的なのですが、文章を書くためには、たくさんの本を読んだり、人から学んだりしながらインプットしなくてはいけません。
こうやってインプットしたことを「書く」というアウトプットする行為を行うことでインプットした情報を整理し、身につけることができるようになるのです。
ですから、「アウトプット=伝える」ということです。
勉強をし続けると新しいこと、知らなかったことに出会えて、本当に楽しいですよね。
そして、あなたが新しく知ったことや学んだことを人に伝えてみることで、さらにあなた自身の中にその知識が体系化されていき、結果としてあなたのプラスになっていくのです。
■伝えるために、伝わる文章を書こう!
あなたが、学んだことや経験して得た知識などの情報を正確に生徒さんに伝える手段は、やはり文字情報で伝えるということが主となります。
もちろん、レッスンの現場で直接話したり、電話で問い合わせを受けたりということもありますが、レシピにしても、リーフレットにしても、そのほとんどは文字で伝えることになりますよね。
なので、文章を書く機会がとても多くなるのです。
文章なんて、学生の時以来まともに書いてない… そんな風にあなたは思ったかも知れませんね。
でも、ママ・ティーチャーのあなたに求められるのは、難しい文章ではなく、生徒さんにわかりやすく、伝わる文章なのです。
では、わかりやすく、伝わる文章を書くために大切な3つのポイントをお教えしましょう!
1つめのポイントは、「結論を先に書く」ことです。
一番伝えたい結論をはじめに書き、その理由はあとで説明するように文章を構成すると伝わりやすくなります。
2つめのポイントは、「難しいことばを使わない」ことです。
これは言いかえると、なるべく漢字を使わないで自分の身近にあることばで表現しましょう、ということです。
こうすることで、読んでいる人は自分にむかって言われていることだ!と気づきやすくなるのです。
最後のポイントは、「事実と意見を分ける」ことです。
あなたが見たこと、経験したことは事実ですよね?
それに対して、あなたがどう感じたのか?は意見です。
この区別がはっきりしていないと、読んでいる人が混乱してしまいますので、注意してほしい点です。
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いかがでしたでしょうか?
繰り返しになりますが、文章を書く上で一番たいせつなことは、読み手にただしく伝わることです。大事なポイントをあらためておさらいしておきましょう。
【まとめ】書く習慣をつけよう!伝わる文章の書き方とは?
■書く習慣を身につけよう!
■伝えるために、伝わる文章を書こう!
「これって、ちゃんと伝わっているかな?」ということをいつも気にかけながら、あなたらしい文章を書いていきましょう!