
今日のテーマは、「料理教室の先生が知っておきたい時間管理術」です。
忙しい毎日の中で、わたしたちはたくさんの情報に触れています。でも、この情報ってあなたに必要なことばかりではないのです。
何となくテレビをつけていると、ワイドショーから流れてくる情報…
ネットサーフィンをしていると、否が応にもいろいろなニュースが…
ですから、現代人は防衛本能が働き、情報をよく考えずに聞き流すという思考回路になってしまっています。
そうすると、あなたにとって本当に必要で大切な情報すら、何となく聞き流してしまうことになってしまっているのです。
では、どうしたらあなたがよく考える習慣を身につけることができるのでしょうか?
そのために必要な取組みについてお伝えしていきましょう。
■毎日の習慣を変えることからはじめる
毎日の生活の中で触れる数多くの情報。
あなたも感じることがあると思いますが、これだけ多くの情報に触れるとひとつひとつの情報をよく考えることなく、ただ聞き流してしまっています。
これにより、よく考えない人になってしまい、結果として「知識」を正確に身につけることができなくなってしまいます。
であれば、知識を身につけるために、よく考える習慣を身につけるためには、入ってくる情報量をコントロールしてあげれば、そのひとつひとつについて、的確な処理をすることができて、よく考えることができるようになります。
「入ってくる情報量をコントロールする」ために、あなたが今すぐにやらなければいけないことは、
「テレビをつけっぱなしにせず、自分が必要だと思う番組だけをみる」
「ブラウザ閲覧ソフトをグーグルに変更する(ヤフーはニュースやその他の情報が嫌でも目にはいってくるから)」
ことになります。
そして、一番大切なことは、自分の毎日のスケジュールの中で考える時間を一定時間数必ず確保するということです。
■手帳を使って、スケジュール管理をする
あなたは、日々のスケジュール管理には何を使っていますか?
スマホのカレンダー機能もいいですが、断然おすすめは手帳です。
できれば、見開きで一週間のスケジュールが書き込めて、一日のタイムスケジュールが記入できるタイプがいいです。
そして、自分自身と向き合う時間を、スケジュールの中でブロックしてしまいましょう。
忙しい主婦業の合間であれば、一日1時間程度を確保することからでもOKです。
できれば、朝一や午前中などが頭も冴えているので、いろいろなアイディアが生まれてくるのでベストです。
こういった考える時間をきちんと確保し、その時間の中でやらなければいけないことをひとつひとつこなしていく習慣を身につけてください。
■考える時間は、スマホの電源を切る
では、どうやって集中する時間を作るか?の具体的な方法をお教えしましょう!
それは、「自分と向き合う時間は、スマホの電源を切ること」です。
実は、人間はとても高感度にできているので、集中するっていうエンジンがかかるまでに時間がかかるのです。その時間は20分かかると言われています。
あなたが、考える時間をとろうとしてスタートしてから、実に20分もの間はぜんぜん集中できていないのですね。
ということは、スタートしてから30分後に、もしスマホにメール着信があったら、一旦中断してあらためてそこから20分間は集中できない…、ということになってしまいます。
これって、どれだけ時間があっても足りないですよね…
ですから、思い切ってスマホの電源を切ってください。
そして、たったの1時間でいいですから、集中する環境を整えてみましょう。
◇◆◇◆◇◆
いかがでしたでしょうか?
大切なことですので、ポイントをまとめておきましょう。
【まとめ】料理教室の先生が知っておきたい時間管理術
・毎日の習慣を変えることからはじめる
・手帳を使って、スケジュール管理をする
・考える時間は、スマホの電源を切る
何事もできる人はすぐやってみる人だといいますが、まずはやってみることが大切です。
「あぁいい話を聞いたなぁ…」で満足してしまう人と、すぐに実行する人では成果を出すスピードも確率も違ってきます。
何となく思っていたり、想像しているだけでは、何にも現実なんて変わりませんから、事実をひとつひとつ積み上げていくことが大切なことです。
そして、現実を変えるためには、明確に変えるんだ!というあなた自身の意志が必要です。
あなたも今すぐにできることからはじめてみましょう。