
今日のテーマは、「自宅で料理教室を仕事ではじめる前に準備しておきたいこと(お金編)」です。
教室をはじめる際に後回しにしてしまいがちなことのひとつに「お金の管理」があります。
スタート当初は「そんなに生徒さんも来ないから後でいいよね^^」なんて、ノンキにしていたら思わず忙しくなって、お金の管理ができていなくて後で大変だった!ってことは、よくあることです。
「何事も準備よければすべてよし!」の精神で早めに準備しておくことが大切ですね。
では、どのようなことを準備しておけばいいのかをお伝えしていきましょう♪
■仕事用の通帳をつくろう
まずは、仕事用の通帳をあらたに作ります。教室名義にすると、今は書類を準備したりしなくちゃいけなく手間がかかりますが、個人名義であれば印鑑と身分証明書のみで作れますね。
銀行でも郵便局でもいいので、最初は個人名で専用の通帳(=口座)を作って、プライベートとは完全に別立てでお金の管理をすることです。
どうしても自宅教室でおこなう時は、仕事とプライベートを混同してしまいがちになります。もちろん、すべてを完璧に分離することはできないこともあるのですが、考えかたとしては必ず線引きをしなければなりません。
ということで、まずはお金を管理するための通帳を分けてみることからはじめましょう。
■仕事用のクレジットカードを持とう
これはどうしても必要というわけではないのですが、あると便利です。
今は、何を買うにしてもネットショッピングが簡単で便利ですよね?
ネットショッピングの支払いはクレジットカードがあるとスムーズにできますから、1枚仕事用のクレジットカードを持っておいて、プライベートとは別立てで管理していきましょう。
ネットショッピング以外でも近隣のスーパーやコンビニでもクレジットカードで買い物ができますから、面倒くさがりやさんはこの方が効率的かも知れませんね^^;;
買い物でポイントがたまる機能がついたクレジットカードもありますから、上手に節約して経費削減に役立てば一石二鳥です。
なお、このクレジットカードの支払い口座は、仕事用の口座にすることを忘れないでくださいね。
■記帳はこまめにきちんとやろう
あらたに口座を開設する時にいれるお金は、あなた個人から料理教室に貸し出す形にします。
これは、いわゆる資本金に該当するもので、この資金を元手に料理教室をおこなうために必要な備品や材料を買うことになります。
たとえば、はじめに資金として入金した金額から、一旦仮払金として必要なお金をおろしておきます。
このお金からレッスン用の材料を買います。その際に必ずレシートか領収書を保管しておくことを忘れずに!
最初のうちは少し大変でも、レッスン用の買い物とプライベートの買い物はレシートをきちんと分けておいた方が間違いにならないのでいいでしょう。
そして、生徒さんからレッスン費を受け取ったら、必ずこの口座に入金して内訳を記帳していくのです。
また、毎月が締まったら必ず当月のお金の出と入りをチェックすることを習慣付けてくださいね。
最終的には、1年に1回必ず確定申告の時期に決算としてまとめなければいけないので、日々準備を怠らないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
このように自宅で料理教室を仕事でおこなう場合に避けて通れないのが、このお金の管理になるのです。
そして忘れてはならないのが、仕事とプライベートをきちんと分けるということですので、もう一度重要なポイントをしっかりと確認しておいてくださいね^^
【まとめ】自宅で料理教室をはじめる前に準備しておきたいこと(お金編)
・仕事用の通帳をつくろう
・仕事用のクレジットカードを持とう
・記帳はこまめにきちんとやろう
さあ、あなたも、今すぐにできることからはじめてみましょう!