
今日のテーマは、はじめての料理教室は、どこでやるか?です。
いざ料理教室を開こう!と決めたとしても、いきなり自宅キッチンで料理教室をはじめるのってハードルが高いですよね…
多くのママ・ティーチャーたちに共通した一番はじめの悩みとも言えるかも知れません。
・調理器具や設備が整っていない…
・家族のプライバシーが心配…
・そもそもご主人や子どもたちが賛成してくれるかしら…
こういった悩みや心配がいくつも湧き出てきてしまって、なかなか前に進むことができなません。
そんなあなたに今回は、少し視点を変えるきっかけをご紹介しましょう!
■レンタルキッチンを借りる
一番簡単に解決できる方法がこのレンタルキッチンを借りるというやり方です。
最近は趣味のコミュニティーなどで利用できるレンタルキッチンが増えてきていますから、あなたの自宅の近くにも手軽に借りることができるところがあるかも知れません。
レンタルキッチンには、あらかじめ料理教室をはじめるために必要なものはすべて揃っていますから便利ですよね。
レッスンの当日までに食材とレシピを用意しておけば、あとはレンタルキッチンに行くだけになります。
ただし、それなりの費用がかかることは覚悟しておかなければなりません。
生徒さんから徴収するレッスン料だけで賄えればいいのですが、はじめての料理教室にそこまで多くの生徒さんを集めるのはかなり難しいとも思いますので、少しは赤字を覚悟しておく必要があります。
実績を積むという意味では最初は仕方がないですが、ずっと続けていくということを考えるといつまでも赤字でいいというわけにはいきませんね。
なので、レンタルキッチンを借りる場合には、あらかじめ自宅キッチンへ移行するまでの実験として取り組む必要がありそうです。
その際に注意しなければならないのは、あくまでも自宅近くのレンタルキッチンを使うということです。
レンタルキッチンとあなたの自宅が離れていると生徒さんが通えなくなってしまうので注意が必要です。
■公共施設を借りる
次にご紹介するのは、住んでいる自治体の公民館などの調理室を借りるという方法です。
ただし、公共施設というのはそもそも地域の役に立つことを目的に設置されていますので、一私人や企業が営利目的で使用することを禁じているケースがほとんどです。
では、どのようにしたらよいのでしょうか。
公共施設を利用する人向けにあなたが得意なお料理やお菓子を教える教室を開催してしまえばいいんです。
この場合、生徒さんは材料費程度の金額で料理教室に参加できますので、気軽に通っていただけます。
あなたはここで腕試しができるわけですから、自宅キッチンへ移行するまでに十分に実力をつけることができるチャンスでもあるのです。
もちろん、そこで気の合った生徒さんと巡り合うことができれば、さらに自宅キッチンでの料理教室が順調にスタートできることにもなりますから、一石二鳥ではないでしょうか。
早速、近くの公共施設の情報を集めてみることからはじめてみましょう。
■コラボレッスンを行う
最後にご紹介する方法は、すでに自宅料理教室をはじめている先生とコラボレッスンをするというやり方です。
えっ、そんなことって思うかも知れませんが、実はこれって意外とニーズがあるんですね。
すでに自宅料理教室をやっている先生の悩みのひとつが、どうやって生徒さんにリピートしてもらうか?ということなのです。
料理教室のメニューバリエーションを開発するって結構大変なことなのですが、先生たちがいつも頭を悩ませているのが生徒さんを飽きさせないレッスンを作ることなのですね。
よくあるのが、ひととおりのメニューを修了してしまうとその後の続きがなくなって、卒業してしまうというケース。
これだと、早くて3ヶ月くらいで卒業してしまうので、その度に新しい生徒さんを集めなければいけなくて大変…、という先生は多いのです。
なので、違うジャンルの料理とのコラボ教室という企画は、そういった先生にとっても魅力的なことなんですね。
たとえば、お菓子と料理、ワインと料理のマリアージュ、料理にあうパンなどなど。
また、少し違う視点になりますが、異業種とのコラボレッスン。
以前に開催したカメラママとこどもお菓子教室はなかなか好評でしたし、体操教室とダイエット料理やタンゴダンスと認知症予防食なども面白い企画になりました。
ですから、あなたも気になる先生の教室をチェックしてみて、チャンスがあったらぜひアプローチしてみてくださいね。
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いかがでしたでしょうか?
大事なポイントをあらためておさらいしておきましょう。
【まとめ】はじめての料理教室は、どこでやるか?
■レンタルキッチンを借りる
■公共施設を借りる
■コラボレッスンを行う
さあ、あなたができることからはじめてみましょう!