
今日のテーマは、「女性の憧れ。料理研究家という仕事とは?」です。
料理研究家と聞いて、あなたは何を思いますか?
お料理好きな女性にとっては、やはり憧れの仕事と言えますよね?!
この料理研究家という世界は、本当にピンからキリまでたくさんの方がいらっしゃるのですが、お料理好きな人なら誰でも知っている超一流の方は、大手の芸能プロダクションに所属してテレビや雑誌などのメディアで活躍していますね。
でも、まだ駆け出しの料理研究家はいったいどのような仕事をしているのでしょうか?
実は、料理教室の先生からスタートした人も少なくないのですね!
この「何となくカッコよさそう」、「ステキなイメージ」のする料理研究家という仕事ですが、あなたもなれる!と言われたらいかがですか?
では、これから解説していきましょう!
■料理研究家が女性に多いのは?
料理研究家の起源をたどると、古くは毎日の献立メニューに悩む主婦のために専門的な料理を紹介する役目を担っていたようです。どちらかというと、海外経験の豊富なセレブな主婦が現地の料理を教えるというイメージでしょうか。
その後、時代の変化とともに主に女性向けのメディアを中心に結婚、仕事、子育てすべてを満たし、人生の主役でい続ける主婦である、新たな料理研究家像が奨励されたのですが、それは身近にいる親近感がテーマであったと言えます。
ですから、有名、無名の差はありますが、主婦であることが、ある意味料理研究家のひとつの側面であると言えるのかも知れませんね。
さらに最近は、夫婦共働き世帯の増加の影響などによる「時短料理」や健康志向による「ダイエット料理」など、よりカテゴライズされたニーズが顕著になってきたため、知恵比べの様相を呈してきています。
しかし、こういった身近な話題やテーマによって料理を考える、作るというのが、毎日の生活と切っても切り離せないことであるのも、女性が活躍できる一因であるのは間違いないことではないでしょうか。
■「自分メディア」で目立つ
では、こういった現状を踏まえて、あなたが料理研究家の道を志した時に理解しておかなければいけないことを少し考えてみましょう。
一番大切なことは、やはりどうやって売るのか?ですよね。
正確には、「誰に」「何を」「どうやって」売るのか、になります。ですから、料理教室のレッスンと基本的な考えかたは何も変わらないのですね。もっと言えば、すべての事業や商売の基本でもあるのです。
地域の料理教室であれば、その対象が近隣地域であるのですが、料理研究家の場合はその範囲をもっと拡大する必要があるので、主には自分の情報発信の対象や方法を変えることが重要な要素になるのです。
あなたが持っている料理の知識やノウハウを活かしてビジネスにするということですね。その場合、あくまでもあなたの料理教室を基準とした組立てをすることがいいのではないでしょうか?
地域の生徒さんに信頼されている料理教室の先生があなたのスタート地点になるのですね。
そして、そこからあなた独自の知識やノウハウを発信していくのですが、今の時代はインターネットの発達で情報発信自体はとても簡単になっているのは、ママ・ティーチャーであるあなたはすでにご存じですよね。
ですから、これまであなたが作り上げてきた「自分メディア」をさらに進化させていくことが大きな未来へ続く一番の早道でもあるのです。
■自分ブランディングをしっかりする
あなたも一度は「ブランディング」という言葉を聞いたことがあるでしょう。ブランディングとは、「ブランドを作ること」。
では、「ブランド」とは何でしょうか?
あなたが理解しやすいように簡単にまとめると、「ライバルとの違いをはっきりとさせるマーク(及びマークに準ずるもの)」です。ただし、マークだけがブランドではありませんが、ここでは分かりやすくするためにこのように説明しています。
つまり、あなたが提供する商品やサービスのライバルとの違いを分かってもらうためのもの、です。
ですから、あなたのブランディングをはっきりさせましょう、ということは「わたしは〇〇の専門家で、ライバルとはこのように違います。だから、わたしの発信する情報はあなた(ここでは生徒さんやお客様のことですね)の〇〇という悩みを解決することができますよ!」と教えてあげることになります。
このちょっとした違いを明確にすることができれば、あなたはその他大勢の中から抜け出すことができるようになり、目標である料理研究家として社会のためになる!ことが実現に近づいていくのです。
そして、自分のブランディングを作るためには、肩書き、キャッチコピー、プロフィールの3つから構成していきます。
順に説明していきましょう。
肩書きとは、あなたが何の専門家であるかを一言で表すタイトルのことです。
ただし、単に管理栄養士とかフードコーディネーターというだけではなく、もっと具体的な表現が必要です。
一例ですが、「野菜嫌いの子どものための料理研究家」とか、「美と健康を伝授する○○料理の専門家」等、相手にとってイメージしやすい肩書きをぜひ考えてみてください。
キャッチコピーは、あなたの対象となる相手が具体的に得られるベネフィットを明記した説明になります。
ですから、必要なことは、「対象となる相手」「その商品、サービスを体験することでどうなるのか?」が分かることです。こちらも例を示しておきましょう。
「いつもの材料で手軽に作れる簡単でオシャレなおもてなし料理教室。あなたの身近にある食材を使って、高級レストランのお料理のように、キレイで美味しいお料理をお教えしています。急にお客様が見えても慌てることなく、ご主人からも褒められるデキる奥様になれますよ!お友達との持ち寄りパーティーで主役になりたいあなたをお待ちしています!」
こんなイメージになりますね。
そして、最後に必要なのがあなたのプロフィールです。
このプロフィールに必要な情報は、氏名はもちろんのこと、これまでのあなた自身のキャリアやそれに基づく実績、そしてこれから実現していきたい目標等をできるだけストーリー仕立てにして記載していくことが大切になります。
特に、語りたてるほどのヒストリーがあなたになかったとしても、このストーリー仕立てにすることで、あなたへの共感度合が増すことになるからです。
ぜひ、ネットや書籍であなたがいいなと思う人のプロフィールを参考にして、あなたオリジナルのストーリーを紡いでみてください。
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女性の憧れ。料理研究家という仕事とは?
・料理研究家が女性に多いのは?
・「自分メディア」で目立つ
・自分ブランディングをしっかりする
いかがでしたでしょうか?
このように「何となくカッコよさそう」、「ステキなイメージ」のする料理研究家という仕事ですが、今の時代はインターネットや法律の整備等、社会的なインフラも整ってきつつあるので、個人が主となって事業ができる土壌ができるようになっているのです。
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